硬式テニスの上達に役立つ練習は多岐にわたります。目的や人数、レベルに合わせて様々なメニューがあります。
基本的なショット別練習と、より実践的な練習、一人でもできる自主練習に分けて紹介します。

基本的なショット別練習
■ストローク(フォアハンド・バックハンド)
→ ショートラリー・ボレーボレー: コートのサービスライン付近で行う、コントロールと球感(ボールを捉える感覚)を養う練習です。ウォーミングアップとしても適しています。
→ ストレートラリー・クロスラリー: コートの対角線(クロス)やサイドライン沿い(ストレート)に打ち合う練習です。狙ったコースに打ち分けるコントロール力と、長いラリーを続ける安定性を養います。
→ 2点打ち・多点打ち: 球出し役がコート内の2箇所や複数箇所にボールを出し、それに対応して打つ練習です。フットワークと、実戦に近い状況での対応力を鍛えます。
→ 手出し・ラケット出しストローク: 球出し役が手で投げたりラケットで出したりするボールを打つ練習です。安定したボールでフォームを固めるのに役立ちます。

■ボレー
→ ボレーボレー: ネット付近で行う、基本的なボレーの感覚を養う練習です。
→ ボレーストローク(ボレスト): 一人がネットにつきボレー、もう一人がベースラインからストロークで打ち合う練習です。ボレー側はポーチボレーなどの実践的な動きも練習できます。

■サーブ&レシーブ
→ サーブ練習: フォームを確認しながら、狙ったコースに確実に入れる練習です。ファーストサーブ(攻撃的)とセカンドサーブ(確実性重視)の打ち分けも重要です。
→ サーブ&リターン: サーブとレシーブ(リターン)までをセットで行う練習です。試合の最初の動きを意識し、レシーブから次の攻撃へのつなぎを練習します。

実践的な練習(ゲーム形式など)
■ポイント形式練習
→ 実際の試合と同じようにポイントを取る練習です。緊張感を持ってショットを選択する判断力やメンタルを鍛えます。
→ チャンピオンゲーム: サーバー側を固定して、勝利した人がコートに残るなど、競争形式を取り入れると緊張感が高まります。
■パターン練習
→ 「アプローチショット→ボレー→スマッシュ」など、一連の流れを想定して複数のショットを連続で打つ練習です。ショットの組み立てとポジション移動を意識します。
自主練習・一人での練習
■壁打ち
→ 一人でラリーのような反復練習が可能です。ストロークのフォーム安定やボールへの対応速度(リカバリー)を養うのに非常に効果的です。狙うターゲットを決めて行うと、コントロールの精度も高まります。
素振り・シャドーテニス
→ 鏡などでフォームを確認しながら行うことで、正しいスイング軌道や打点を意識できます。ラケットの代わりにタオルを使うと、スイングスピードも確認できます。
フットワーク練習
→ サイドステップや前後の動きを反復する練習です。マーカーやラダーを使うとより実践的なフットワーク(アジリティ)を鍛えられます。
硬式テニスの上達には、これらの練習を目的意識を持って反復し、フォームの安定とフットワークを並行して鍛えることが大切です。

そして今週のテニスです。
土日曜ともテニス出来ました。
土曜日朝雨が降ったようですが、人工芝コートだったため予定時間テニスを楽しむ事が出来ました。
日曜日はハードコートだったのですが、4面展開x休憩無しでしたので、1時間経過したところで5分休憩し、終了時間15分前だったので、ミニゲームを1試合やって終了になりました。
最近思うのはメンバーが増えたためか、中々コミュニケーションが取れない方も居たりして、もう少しメンバーが少なくても良いのかなもと考えたりします。
いまどうこうしようと言う事では有りませんが、そのうちまじめに考えないとと思ったりします。
では、いつもの様に週末のテニス風景をアップします。

(投稿者:「T」)