30年前(1995年頃)と現在(2025年)の日本のお金の価値を比較すると、現在の方がお金の価値は下がっていると言えます。これは主に、物価の上昇(インフレ)と、低金利が続いていることによるものです。
具体的な状況は以下の通りです。

- 物価の変動
■ 1995年頃:
→ 1995年の消費者物価指数は、前年比で0.1%下落するなど、物価が安定または下落傾向にありました(デフレ期)。
→ 平均年収は472万円(1991年)
→ 消費税は3%でした。
→ 一部の商品の例:
→ 東京ディズニーランド入場料:4,800円
→ 車(クラウン):約308万円~330万円
→ ガソリン(レギュラー):約120円
→ 国民年金保険料:11,100円
→ 食パン(1Kg): 116円
→ 牛肉(100g): 237円
→ 牛乳(180ml): 25円

■ 2025年現在:
→ 消費者物価指数は上昇傾向にあります。例えば、2025年5月の全国消費者物価指数(総合)は、2020年を100として111.8となり、前年同月比3.5%の上昇を示しています。特に食料品価格の高騰が顕著です(米は前年比2倍超など)。
→ 平均年収は458万円
→ 消費税は10%です。
→ 一部の商品の例:
→ 東京ディズニーランド入場料:7,900円~10,900円(最大約2.3倍)
→ 車(クラウン):約730万円~830万円
→ ガソリン(レギュラー):約169円
→ 国民年金保険料:16,980円
→ 食パン(1Kg): 429円
→ 牛肉(100g): 901円
→ 牛乳(180ml): 126円
→ 全体的に、30年前と比べて食品は約1.2倍、日用品は紙製品を中心に値上がり、娯楽費用はモノによっては2倍以上値上がりしているものもあります。ところが年収は減少してる。

- 金利の状況
→ 30年前: 銀行預金の金利が高く、100万円預けていれば1年間で1万6,300円(税引き前)も増える時代でした。貯金しているだけで資産が増えやすい環境でした。
→ 現在: 金利は30年前と比べて大幅に低く、貯金ではほとんど資産が増えません。
◆まとめ
物価が上昇し、同じ商品やサービスを購入するためにより多くのお金が必要になっている一方で、貯蓄による資産形成が難しい現状から、30年前の100万円と現在の100万円では、現在の方が購買力が低下していると言えます。これは、いわゆる「失われた30年」と呼ばれる期間におけるデフレから、近年はインフレに転換している日本の経済状況を反映しています。

今週のテニスです。
土曜日は投稿者T不参加でしたのでテニス風景は撮れませんでしたが、20名近く参加し休憩も程よく有り良かったのではないかと思われます。
日曜日も19名の参加で4面3時間コースだったので、全員参加の練習を2時間近く行い、休憩が2か所だったので、途中全員10分近くの休憩を取り、残り1時間は15分ゲームx3セットで終わりました。
日が出るまではそれ程暑くなかったですが、日が出ると「やっぱり暑い(=_=)」って感じでした(haha)。

そんな日曜日のテニス風景をアップします。
(投稿者:「T」)